【FORSPOKEN】スクエニより発売されたオープンワールドアクションRPG
初のレビューは1月25日にスクウェア・エニックスより発売された「FORSPOKEN」の感想を述べていこうと思います。
・FORSPOKEN とは
このゲームの内容を簡単に説明すると、ニューヨークから異世界「アーシア」に飛ばされてしまった主人公「フレイ」が魔法とパルクールを駆使して、統治者の「タンタ」を倒して、世界を救うといったオープンワールドのアクションRPGになります。
・良かった点
・魔法を駆使した軽快なアクション
このゲームでは多種多様な魔法を使用して戦闘を繰り広げていきますが、その数はなんと100種類ほどあるそうです。
それらの魔法を組み合わせてさまざまな戦闘スタイルを生み出していくのがこのゲームの醍醐味だと思います。
↓こんな感じの大迫力の魔法もあります。
・パルクールを駆使したマップ移動
主人公のフレイはニューヨークにいたころから、パルクールしていたみたいですが、それに魔法を加えた「魔法パルクール」を駆使したマップ移動が楽しいです。
物語が進むにつれて使用できる魔法パルクールも増えるので、後半の移動はとても爽快です。
・爆速ファストトラベル
いろいろなオープンワールドゲームをプレイしてきましたが、このゲームのファストトラベルは超爆速です。
ロード時間にSNSを見る時間すら与えてくれません。
というか、ボタン押したら次の瞬間には目的地にいます。
一応プレイ環境としてはPS5版になりますので、ほかの環境はどうかはわかりませんがかなり衝撃的でした。
・猫
猫がいます。
・悪かった点
・ストーリーがいまいち、短い
ストーリとしてはよくある主人公がいろいろ出来事を経て人として成長していくといったストーリーですが、、物語としては良くもなく悪くもないです。
普段JRPGとかやってるような人にとっては展開や設定に特に目新しいものはないので物足りなく感じるかなと思います。
物語の終盤に民衆に主人公が演説するシーンがありますがいまいち心にきませんでした。
このゲームでは、「シパール」という街を拠点として物語が展開されていきますが、拠点として使える街はこのシパールのみです。
理由としては、この世界は統治者のタンタたちにより「瘴気」が発生させられていて、この瘴気に耐性があるのが主人公のフレイのみです。他の人が瘴気に触れるとゾンビになっちゃいます。
なので、瘴気のないシパールだけが拠点となり、NPCの数も必然的に少なくなるのでサブクエストも少ないです。
個人的にオープンワールドゲームのサブクエストは割と好きなので、がっかりしたポイントでした。
この街並みに人が溢れればもう少し面白くなりそうだなと思いました。
・主人公がホームシック
物語を進めていく上で気になった点として、主人公がかなり家に帰りたがります。
異世界に来た上にそこの世界では最強レベルの力を持っているのに戦いたくないし、めちゃくちゃ帰りたがります。
どこぞのシンジ君を彷彿とさせます。
主人公を自分と変えてほしかったです。
・グラフィックが少し残念
オープンワールドではよく砂漠エリア、雪原エリア、平原エリアみたいな感じいろいろ気候や風景を楽しむことができますが、このゲームでは多少の変化はありますが基本的には平原と荒原が広がっている感じです。
PS5でも4Kや120fpsで楽しめますが、少し宝の持ち腐れ感が否めないです。
・アダプティブトリガーの罠
これは悪い点というわけでもないですが、フレイの魔法はトリガーを連射して使用するものが多いです。
DualSenseにはアダプティブトリガー機能によって、LRトリガーに重みをもたせることができます。
これが仇となって指がめちゃくちゃ疲れます。
・まとめ
魔法駆使した爽快なアクションを楽しみたい人にはおすすめできます。
ストーリー性やオープンワールドならではの要素を楽しみたい人には少し物足りなく感じるかもしれないです。
Steamや世の中のレビュー的には賛否両論みたいですが、気になった方は少し値段は高いですがぜひ遊んでみてください。